ビジネス基礎講座

物がどんどん売れる!バンドワゴン効果の3つのマーケティング活用法

あなたは「集客率を上げて、売上を伸ばすにはどうしたら良いだろう」と悩んだことはありませんか?

せっかく良い商品を作っても、多くの人がその商品に注目し、評価してくれないことにはどうしようもないですよね。

そんな時に役立つのが、バンドワゴン効果です。
バンドワゴン効果を活用すると、商品に対する人からの注目度や評価を簡単に操ることができ、商品が飛ぶように売れます。

本記事ではバンドワゴン効果とは何か、そしてマーケティングで活用する際のポイントについて紹介します。

みんながやっていることは自分もやりたくなる「バンドワゴン効果」とは

バンドワゴン効果とは、ある商品や事象に対して、大勢の人がそれを支持しているのを見ると、自分も同じように支持したくなる心理効果のことです。

元々バンドワゴンとは、パレードの先頭を行く楽隊車のことで、これに乗ることになぞらえて「時流に乗る」「多勢に加担する」「勝ち馬に乗る」といった意味があります。

バンドワゴン効果という用語はアメリカの経済学者であるハーヴェイ・ライベンシュタインが創作したもので、現在は人の行動心理学の分析やマーケティングの世界で幅広く活用されています。

バンドワゴン効果のポイントを押さえて、営業やマーケティングといったビジネスシーンに活かせると、顧客からの商品に対する評価や支持率がぐんと上がり、売上が伸びること間違いなしなので、積極的に取り入れていきましょう。

バンドワゴン効果を理解するための2つの事例

ここではバンドワゴン効果の理解を深めるために、日常的な事例を2つ挙げます。

①:SNSでいいねが多いカフェは行ってみたくなる

以前であれば「行列のできるお店はきっと美味しいに違いない」というように「どれだけの人が列を作って待っているか」が人気店かどうかの判断材料になっていましたが、最近ではSNSでいわゆる「バズる」状態になると、多くの人がその投稿を見て実際に来店する傾向があります。

実際にあなたも食事に行くお店をグルメサイトの口コミやSNSを参考にして決めた経験があるのではないでしょうか。

Twitter、Instagram、YouTubeなどでみんなが投稿していて、なおかついいねの数が多く話題のカフェであれば、その投稿を見た人は「これだけたくさんの人が行っているなら行ってみたい」「カフェの写真をSNSに上げて流行に乗り遅れないようにしたい」と思うのです。

これは人が世間の流行に左右されて自分の行動を決めているという事例です。

②:人は周囲からの評価が高い相手を好きになりやすい

これは恋愛はもちろん、選挙にも当てはまります。

例えば
・恋愛なら、学校で多くの女子が「A君ってカッコいい!好き!」と言っているのを耳にすると、最初は意識していなかったA君のことが気になってくる
・選挙なら「次のリーダーの最有力候補はBさんだよね」と世論的に有力視されているのをテレビや新聞で知ると、その候補者に投票したくなってくる
という現象です。

これにもバンドワゴン効果が潜んでいて、「みんながそう言うなら信頼できるし、同調しよう。」と思い込んで知らぬ間に周囲に自分の行動を操作されている事例です。

バンドワゴン効果をマーケティングに活かすための3つのアピールポイント

①:大勢の顧客が商品に集まっていて忙しいことをアピールする

通販番組で、注文受付が開始されると、バイヤーの方が「ただいま大変多くの注文が入っていて、電話が繋がりにくい状態です」とか「もし電話が繫がらなかったら、再度おかけ直しください。」「オペレーターの人数を増やして対応中です」というアナウンスをしているのを見たことがあるでしょう。

このような伝え方をすることで、番組を見ているけれど買うか悩んでいる視聴者に対して「電話が繫がらないほど注文が殺到している」「そんなに人気なら、試しに買ってみようかな」という購買行動を促しているのです。

また商談や打ち合わせの時には「たくさんの方からお問い合わせいただいているので…来週の金曜日の14時から1時間であれば対応できます」というように、アポイントのスケジュール調整をあえて限定して伝えることも有効です。

こうすることで多くの顧客を抱えており、問い合わせが殺到している人気の商品であるという認識を相手に抱かせることができるので、やってみて損はないでしょう。

②:ポップ等を使って商品の売れ行きをアピールする

売りたい商品の棚に「在庫残りわずか!」「今1番売れてます!」といった内容のポップを貼り付けると、実際にどの程度売れているかは伝わらなくても、「売れている」ということを分かりやすく顧客にアピールできます。

また、わざと陳列棚の一部に商品を並べずにスペースを空けておけば、顧客はその棚を見て「この商品は売り切れるほど人気なのか」と思うはずです。

通常、商品の棚は常に補充し、隙間なく埋められていますから、わざと空けておくというテクニックは、バンドワゴン効果をより高められるポイントでもあるので、覚えておくことをおすすめします。

③:キャッチコピーで社会的評価をアピールする

商品のPRには「モデルの○○さんも愛用」「大手△△社も導入」といった誰が見ても分かりやすいキャッチコピーを付けて、商品の導入実績をアピールしましょう。

そうすると顧客は「あの人が使っているなら間違いなく良い商品だ」「大手の企業が導入しているくらいだから性能が良いんだろうな」と感じるため、商品に対する信頼度がぐっと上がり、購入されやすくなります。

例えば観光地のお土産屋さんに、似たようなお菓子が並んでいて、どれを買おうか悩んだ時に、「当店人気No1」とか「テレビで紹介されました」と書いてあると、人は「せっかくならそっちを買おう」と判断し、選ぶことも実証されています。

なので売りたい商品がある場合には、積極的にキャッチコピーを付けて宣伝するように心がけましょう。

バンドワゴン効果を活用してターゲットの購買行動を促そう

バンドワゴン効果は、商品の流行や人気をアピールすることで、より多くの人に「同じことがしたい」「同じものが欲しい」と思わせる心理作用です。

特に日本人は流行り物が好きと言われているので、バンドワゴン効果をうまく使えば、人の行動は意外と簡単に操作できます。

ぜひバンドワゴン効果を理解し、マーケティングに応用して、顧客獲得や売上向上を実現させてくださいね。

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