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やる気物質?ドーパミンを利用した2つのマーケティング方法とは

あなたは、「ドーパミン」という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことはあるけど、詳しいことはわからない…という人もいるのではないでしょうか。

ドーパミンは「幸せ物質」と呼ばれる脳内物質です。
ある目標に向かって、がむしゃらに頑張った後、達成感を感じたという経験はありませんか。

それは、脳からドーパミンが分泌されているからです。

本記事では、ドーパミンがどのようなときに分泌されるのか、ドーパミンを利用したマーケティング方法について紹介します。

ドーパミンとは

ドーパミンとは、人間の脳の部位である「側坐核(そくざかく)」から分泌される脳内物質のことです。

ドーパミンが分泌されることで3つの効果があります。

① 快感、達成感、幸せな気持ちになる
② やる気がアップする
③ 集中力や記憶力、判断力など認知機能が高まる

例えば、明日会議で使う資料を今日中に作らなければならないとします。

「絶対に資料を作らなければ…」と思うのにやる気が出ないという経験をされたことがありませんか?

この時、脳内でドーパミンが分泌されていないため、やる気がでないのです。

では、どうしたらドーパミンを分泌させることができるのでしょうか。

以下で、ドーパミンが分泌される3つの事例を紹介します。

ドーパミンが分泌される3つの事例

ここでは、ドーパミンがどのようなときに出るのか紹介します。

①作業興奮の作用

心理学者のクレペリンが発見したとされている「作業興奮」という人間の作用があります。

人間は、手足を動かしたり、脳を動かすことで側坐核に刺激を与え、やる気の元であるドーパミンを分泌させます。

つまり、やる気が出ないからといって、行動を起こさないといつまで経ってもやる気は出ないということです。

嫌々でもまずは手を動かしてみる、面倒でもとりあえずやってみるということがやる気を出す1番のコツです。

②自分に対する「ごほうび」を設定する

ドーパミンは、おいしいものを食べたり、金銭などの好ましい「2次報酬」を得たりした際に分泌されます。

例えば、あなたがやるべき課題があった時、「これが終わったら休憩でケーキを食べる」と決めたときとそうでない時、どちらのほうがやる気が出ますか?

自分に対しての「ケーキを食べる」というごほうびを設定したほうがやる気がでるのではないでしょうか。

自分に「ごほうび」を設定することで、しないときよりもドーパミンが多く分泌されるため、何かに取り組む時は自分に対して「ごほうび」を設定してみることをおすすめします。

③好きな音楽を聴く

カナダ・マギル大学の研究によると、好きな音楽を聴いてワクワクしているときに被験者の身体活動が活性化し、脳内からドーパミンが分泌されることが判明しました。

また、ドーパミンの分泌は、好きな音楽を聞く前の期待感でも発生することが確認されています。

ここで重要なのは、「好きな」音楽を聴くことです。特に好きではない音楽を聴いたときにはドーパミンの活性化は確認されませんでした。

好きな音楽を聴くことで、ドーパミンが活性化されるのは、音楽によって喚起される「高揚感」「予感」「期待」などの感情が関係しているといわれています。

私も、思い返してみると、「勉強をしないといけないのにやる気が出ない…」といった時は、自分の好きな曲を聴いて、やる気を出していたことがありました。

あなたもやる気がでないときは自分の好きな曲を聴いてから取り組んでみてはいかがでしょうか。

ここまで、ドーパミンの効果と分泌させる方法について紹介してきましたが、では、ドーパミンをマーケティングに利用してどんなことができるのでしょうか。

ドーパミンを利用した2つのマーケティング方法

①「限定のお買い得品」

あなたは、洋服屋さんや百貨店などで「1点買えばもう1点無料のキャンペーン」や「60%OFFの赤札」など見たことありませんか?
こういった「お買い得」なものはなんでもドーパミンの大量放出を招きます。

このマーケティング方法は、上記で紹介した「自分に対するごほうびを設定する」のドーパミン分泌方法を応用したもので、顧客に2次報酬を期待させ、購買意欲を高めます。

「お買い得」なものを見つけると、ドーパミンに操られた脳が「こんなチャンスはない!早くゲットしろ!」と司令を出します。

スーパーで、入口付近や中央に目玉商品として、お買い得商品を出すのは、顧客にお買い得ということをアピールし、ドーパミンを分泌させ、購買意欲を上げるためなのです。

あなたも、「限定のお買い得品」につられて、思わず買ってしまった経験があるのではないでしょうか。

②ストーリー・テリング

以下は、有名なマーケティング事例である(株)ベネッセコーポレーションの「進研ゼミ」に使われている漫画です。

ほとんどの漫画の構成は①現状の問題を提起し、②解決案を提示、③実行に移し、④良い結果がでるという流れです。

あなたも、学生の時代、この漫画を見て、「自分も進研ゼミに入って勉強してみよう」と思ったことがあるのではないでしょうか。

これは、ストーリー・テリングという手法を使っています。

ストーリー・テリングとは、伝えたい想いやコンセプトを、それを思い起こせる体験談やエピソードなどの「物語」を通して、聞き手に強く印象付ける手法です。

この手法は上記の「好きな音楽を聴く」時と同じように、顧客の「期待や共感」に訴え、ドーパミンを分泌させ、購買意欲を高めるというものです。

「物語」を提示することで、抽象的な言葉や情報を羅列するよりも、顧客の印象に残りやすく、理解や共感が深まり、ドーパミンは大量に分泌されます。

ドーパミン分泌の方法を知り、やる気をコントロールしよう

ドーパミンには、やる気を出す効果はもちろんのこと、認知機能を高める効果もあります。

記憶力が必要な勉強や仕事に取り組む時は、上記で紹介したドーパミンを分泌させる方法を参考にやる気をコントロールして、効率的に取り組んでみることをおすすめします。

また、ドーパミンの効果はマーケティングにも応用することができます。

うまく応用すれば、顧客の共感や意欲に働きかけることで、購買意欲を上げさせ、期待以上の利益を出すこともできるでしょう。

ぜひ、ドーパミンの効果を利用して戦略を練ってみてはいかかでしょうか。

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