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第一印象で勝負を決める!「初頭効果・ハロー効果」とは

人に良い印象を持ってもらいたい。という思いは万人に共通の希望です。
恋愛においても、仕事においても相手に良く思われたいという気持ちがない人はいないでしょう。

本記事では、人に良い印象をもってもらうということを「確信犯的に」実現するための心理学「初頭効果」と「ハロー効果」についてお伝えします。

最初の数秒間で決まる!初頭効果とは

初頭効果とは、相手の評価を「第一印象で感じたイメージで決めてしまう」心理のことです。

ポーランド出身のソロモン・アッシュという心理学者が行った実験により、「初対面での最初の数秒間の印象が、その後もずっと記憶に残される」ということが裏付けられ、これが初頭効果と呼ばれる事になりました。

「人は見た目が9割」という本が流行りましたが、これも初頭効果の影響力を説いた本です。

残酷なデータとして、いわゆるイケメン、美女の方が高い評価を受けやすく年収も高い傾向があるというものもあります。

容姿はいきなり大きく変えられないとしても、磨いていく努力や、少なくともすぐに変えられる人は身だしなみから清潔感を心がけることが大切だということが分かりますね。

また、表情や振る舞い方、呼吸の速度など顔や体つき以外でも視覚的な印象を変えることはできます。明るい表情、堂々とした振る舞い、落ち着いたゆっくりとした呼吸は相手に信頼感を与えると言われています。

また初対面の印象を構成する要素は視覚的要素でけでなく、聴覚的要素や嗅覚的要素などもあります。

特に声の影響は大きいでしょう。男性であれば、低くて胸に響く堂々とした声と、語尾が強く発音された明瞭な挨拶などによって信頼感や自信を持っている印象を与える事ができます。

ポジティブなタグをつける!ハロー効果とは

ハロー効果とは、相手を評価する時に目立った特徴に引っ張られてしまうという心理効果です。

たとえば、口数の少ない無口で、質問しても返答が遅い人がいたとします。

もし彼が三流大学出身ということであれば「無愛想だな」「質問の意図が理解できていない?」などというようにネガティブ解釈をしてしまいませんか?

ところが、もし彼が、東大出身のエリートだったとしたらどうでしょう。
「冷静でクールな人だな」「思慮深く良く考えてから発言する人なのかな?」などというようにポジティブに解釈してしまうのではないでしょうか?

このように、肩書のような目立つ内容が、人の評価を決めることもあるのです。

「 人生は、運よりも実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」という本が、Amazon1位(ビジネス)を獲得するほど流行りました。ハロー効果の影響力について語られている本です。

著者である、ふろむだ氏は、複数の企業を創業し、そのうち一社を上場させた経歴があります。その「上場の経験」という肩書によって、明らかに上場前よりも後では、周囲からポジティブな評価を受けるようになったそうです。

まさにハロー効果を実体験から痛感したことが執筆の背景になっているのですね。

初頭効果とハロー効果を利用したマーケティング事例

初頭効果の例:届けたい言葉を先に持っていく

例えば下記のように形容詞を並べられたAとBをを見てどのような印象を持ちますか?

A:明るくて、知的で、頼もしくて、批判的で、頑固で、嫉妬深い人

B:嫉妬深くて、頑固で、批判的で、頼もしくて、知的で、明るい人

AもBも使用している形容詞は同一ですが、Aの方が良い印象を受ける方が多いのではないでしょうか。

先に持ってくる(先に目にする)言葉がポジティブであるほど、ポジティブな印象が強く残りやすく、逆もしかりということを表しています。

つまり、コピーライティングやセールスライティングの際は、伝えたいキーワード、与えたい印象をなるべく文頭に持ってくるということが大切です。

またランディングページなどのHP制作の際は、一番最初に目にするファーストビューと言われる部分の印象についてこだわる事が重要です。高級感を与えたいのか、安価で手軽な印象を与えたいのか?それが最初の数秒で伝わる様になっているか気を遣いましょう。

ハロー効果の例①:有名人を活用したプロモーション

モデルや有名人を活用したPRは、ハロー効果を利用したマーケティングになります。
あのモデルや有名人が使っているなら安心だ、信頼できるという印象を与えることを狙っています。

ベンチャー企業でも、有名人を起用することで信頼度を上げることができます。
また少し怪しまれてしまいそうな健康食品も有名人を起用することで、この人がイメージキャラクターなら安心しても大丈夫だと思わせることができます。

因みに、最近流行りのインフルエンサーマーケティングは、このハロー効果とは少し違うマーケティングになります。インフルエンサーマーケティングはどちらかというと、「普通の人」を起用したマーケティング手法になります。

お客さんの属性に類似するインフルエンサーを起用することで、親近感をもたせることを狙うマーケティング手法です。

ハロー効果の例②:「〇〇賞金賞受賞!」権威や肩書の記載

近年では、お金さえ払えば誰でも受賞できるという胡散臭いイメージがついてきてしまっているものもありますが、「モンドセレクション金賞受賞」などの肩書を使うことは、まさにハロー効果です。

こういった実績、受賞歴などの肩書きをHPで使うことは有効です

また、営業であれば、名刺にも、資格を取得していること、あるいは◯◯の専門家であることなどを記載することで信頼度があがります。

初頭効果とハロー効果で良い印象からコミュニケーションを始めよう!

人の印象は案外簡単に操作されてしまうことがお分かりになりましたか?
特に最初の数秒の印象と肩書が重要だということも本記事で理解できたかと思います。

本質を磨くことはもちろん重要です。ですがこうしたテクニックを用いて、できるだけ印象を良くしたいですね。

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