最近、マーケティングにそこまで詳しくなく、これからマーケティングを始めようという方とお話させて頂くことが多いのですが、初めて会ったときによく聞かれるのが、

LTVってなに?」という質問です。

これは、弊社の目指すところを示す言葉であるとともに、マーケティングにおいても知っていただきたい言葉であることから、本記事でLTVという言葉とその考え方について記載させて頂くことにしました。

少しでも馴染みのある言葉となっていれば、幸いです。

LTVの意味とは?何の略?

LTVの意味とは

Life Time Value(ライフタイムバリュー)の略。日本語では「顧客生涯価値」と表記される。

辞書的に言うと、LTVにはこんな意味があります。もう少し噛み砕くと、1社の企業が1人のお客様とお付き合いしている間の「企業の利益の合計」または「お客様の受ける価値の合計」と言い換えることができます。

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例えば、あなたが家電量販店Aからパソコンを買ったとしましょう。パソコンは消耗品なので、3年くらい経つと壊れてしまい、修理をしなければならないとします。

どこで修理をしようかと迷っていると、家電量販店Aからパソコン修理の割引キャンペーンをやっている旨のメールが届きます。

「売ってくれたところにサポートしてもらったほうが勝手が分かっていそうだ」

とあなたは家電量販店Aにパソコン修理を依頼しに持っていき、2万円で修理してもらいました。

この時、いざというときのバックアップにと1万円の大容量ハードディスクをおすすめされ、一緒に購入しました。

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この場合、家電量販店AのLTVは「パソコン本体代+パソコン修理代+大容量ハードディスク代」となります。

LTVを意識するってどういうこと?

マーケティングにおいてLTVを意識することは顧客満足度の向上につながり、ひいてはリピートや紹介を促進させて、自社の利益向上につながります

先程のケースで、例えば家電量販店Aの向かいにある家電量販店Bは、売ったパソコンは売りっぱなしで、その後のアフターサポートは一切行わないとします。

そうすると、アフターサポートが必要なお客様は家電量販店Aに流れていってしまうため、家電量販店Bはひたすらパソコンを売り続けるしかなく、ジリ貧になってしまいます。

1回の取引だけにとらわれず、末永くサポートすることでお付き合いを続ければ、パソコンを安く売って、定期メンテナンスサポートで安く売った分の利益を取り戻すという考え方もできる上に、お客様も結果的にその方が満足度が上がる。

だからこそ、我々はLTVの最大化を目指すためのマーケティングサポートを意識して進めています。

LTVマーケティングにとってのLTVとは?

我々は小さなWEB広告(リスティング広告)会社としてスタートしました。

設立当初から一貫して考えているのが、「我々は集客をして終わりではない。集客後の成約率を考えた動き方をするべきだ」ということです。

例えば、一般的なWEB広告代理店の中には、残念なことに、確度の薄いお客様を集めてきて、「(WEB広告だけを見た)費用対効果はばっちりです」と報告し、成果を出した気になっているところもあります。

その実、広告主は集めたお客様が決まりきらず、最終的な利益を考えるとWEB広告は費用対効果が悪いものとなってしまっている。

もちろん、集客後の組織の営業力が弱く、決めきれないケースもあると思いますが、であれば営業力の弱さを踏まえたWEB集客の設計が必要です。

しかし、そこまで考えると見込みの低いお客様の反響を止めることになるため、反響率は悪くなる。一般的なWEB広告代理店は嫌がります。

我々はこういった現状にメスを入れ、「たとえ我々が不利益を被ることになっても、広告主の収益の最大化のために提案する」という姿勢を創業当初から貫いています。

その方が、結果的に末永く続くお付き合いができ、最終的にお互いに得をする未来があることを確信しているからです。

我々とクライアント企業との生涯価値。そして、クライアント企業がエンドユーザーにもたらす生涯価値。この両方にコミットできるマーケティング会社でありたいという想いが「LTVマーケティング」という社名に現れています。

マーケティングにお困りの方、お気軽にご相談ください

近年、マーケティングに精通している会社とそうでない会社でどんどん集客や認知に差が出てきています

特に、最近はトップ層がWEBマーケティングにアレルギーがあることでなかなか改革が進まない企業様がご相談に来られるケースが増えてきました。

我々は総合マーケティングサポート会社として、どんな小さなお悩みにも誠心誠意対応させて頂いております。

マーケティングに課題感がある方はもちろん、マーケティングって何?という方まで、ぜひご相談頂ければ幸いです。